職場のストレス診断・職業性ストレス簡易調査票 無料診断!厚生労働省が作成したストレスチェック

ストレスと高血圧

血圧とは、血管の内側に生じる圧のことを言います。血圧が正常範囲内であるということは、心臓から送り出される血液の量も正常であると言えます。低血圧や高血圧という言葉を耳にするかと思いますが、このような状態では、心臓が上手く機能していなかったり、血管に何らかの原因があるということになります。しかし、血圧は日常の様々なことで容易に変動します。食事、排泄、運動、睡眠などはもちろんのこと、時間や季節、気候などによっても変わってきます。そして、一番見落としがちなものとして、ストレスが挙げられます。

ストレスを受けると、汗をかいたりドキドキしたり、ということは何となくイメージできるかと思いますが、同時に血圧の上昇も起こっていることを知っていますか?血圧が上昇しても、自覚症状を感じることはあまりありません。そのため、血圧上昇に気がつかず、ストレスを放置した結果、慢性的な高血圧となってしまうこともあります。

なぜストレスを受けると血圧が上昇するのでしょうか。それは、ストレスの刺激によって身体が危険を感じ、交感神経が優位になることに理由があります。交感神経が刺激されると、心拍出量が増大、末梢の血管を収縮します。重要な会議前などに過度な緊張をすると、ドキドキ心臓が鼓動するのを感じますよね?それは、心拍出量が増え、血流が多くなることによって起こります。しかし、心臓から送り出される血液量が増えるのに、末梢の血管は収縮します。そのため、血圧が上昇してしまうのです。この状態が一時的なものであるなら心配いりませんが、ストレスを継続的に受けている状態などでは、血圧も慢性的に上昇した状態が続いてしまうため、次第に高血圧へとなっていきます。

高血圧が続いてしまうと、身体に様々な不調を引き起こします。頭痛や吐気、耳鳴りなどといった症状から、動脈硬化を進行させる手助けもしてしまいます。そのため、高血圧の状態が長く続いてしまうと、心臓や血管などに異常をきたし、狭心症、心筋梗塞や脳血管障害、腎不全などを起こす可能性が高まります。