職場のストレス診断・職業性ストレス簡易調査票 無料診断!厚生労働省が作成したストレスチェック

ストレスと心筋梗塞

心筋梗塞、日本では三大死因のうちのひとつです。生活習慣病やストレス過多に悩まされている人が多い現代では、今後ますます心筋梗塞にかかってしまう人は増えていくと考えられます。心筋梗塞というものは、いきなりやってくる病気のようにも思えますが、実はそうではなく、十分防ぐことができる病気です。しかし、この心筋梗塞で亡くなってしまう人の数は多いのが現状です。

心筋梗塞は、心臓に血液を送る冠状動脈の血流が途絶えてしまうことによって、その流域の心筋が壊死してしまった状態を言います。よく狭心症という言葉が同時に出てきますが、狭心症は一時的に血流が途絶えるだけなので、壊死は起こらず、心筋梗塞とは別物です。しかし、狭心症の段階で適切な治療を受けることができれば心筋梗塞を予防することが可能です。心筋梗塞を発症すると、締め付けられるような激しい痛みが襲います。狭心症であれば冠状動脈を広げさせる薬を使うことで症状が改善されますが、心筋梗塞の場合は効果がありません。至急、救急車を呼んで病院へ行く必要があります。

心筋梗塞には、多くの原因があります。その中のひとつとして、動脈硬化があります。この動脈硬化も様々な原因が絡み合って起こるものですが、ストレスも関係しています。ストレスを過度に受けることによって、交感神経が刺激され、心臓や血管に負担がかかります。そして高血圧などを引き起こし、動脈硬化を助長します。また、ストレスホルモンの分泌過剰も起こるため、冠状動脈の血管をつまらせてしまう可能性が高くなります。

慢性的なストレスの他に、一時的なストレスによっても心筋梗塞は引き起こされます。冠状動脈の動脈硬化などが進んでいる場合などは、その一時的なストレスによって突然発作を起こしてしまうこともあります。一時的なストレスというのは、職場での人間関係などのストレスとは別で、気温の変化や天候、怒りや驚きなどのストレスが主です。

冬場、温かい浴室から寒い脱衣所へ移動したときに、心筋梗塞の発作を起こす人が多くみられます。これは温度差によって血管が拡張、収縮することによって心筋梗塞を発症する危険性が高まるからです。また、突然、怒鳴り声を挙げて怒り出したり、極度に驚いたりしたときも、心筋梗塞を起こす可能性が高まります。