職場のストレス診断・職業性ストレス簡易調査票 無料診断!厚生労働省が作成したストレスチェック

ストレスと頻尿

頻尿は、排尿回数が異常に多いことをいいます。

排尿は、だいたい普通ですと一日に6〜8回くらいです。これが頻尿の人になると、2時間も我慢できずに一日10回以上も排尿することになります。水分をたくさん摂取したり、アルコールを飲んだり、身体が冷えてしまったりすると、排尿回数は多くなり、頻尿と同じような状態になります。しかし、これは生理的なものなので、特に心配する必要はありません。問題なのは、これといって頻尿になる原因がわからないときです。特に水をたくさん飲んだわけでもなく、冷え性でもないというときに頻尿が起こった場合は、病気による頻尿かストレスによる頻尿が考えられます。

病気による頻尿の場合は、泌尿器系に問題がある場合や、腎臓や内分泌に問題がある場合、排尿をコントロールする脳や神経伝達系に問題がある場合などがあります。そのため、頻尿が長く続くようであれば、一度病院で診てもらうこともオススメします。

病院に行って診察してもらった結果、特に病気や異常は見つからないこともあります。そのような場合には、ストレスによる頻尿が考えられます。ストレスと頻尿は一見関係なさそうにも思えますが、極度に緊張した状態や不安などがあると、トイレが近くなったりした経験をお持ちの人はけっこういるのではないでしょうか?たとえば、映画館に入る前にトイレに行ったのに、席に座ってこれから始まるというときになってまたトイレに行きたくなったり、長時間の夜行バスに乗るとなぜかトイレが近くなってしまったり、これから大事な取引先と打ち合わせがあるなどのときもトイレが近くなったりしませんか?このように、ストレスが加わると、一時的に頻尿が起こります。この現象は特に心配することではないのですが、これが生活に支障をきたすレベルにまでなってしまうと深刻になってきます。

排尿というのは脳のしくみによってコントロールされています。正常であれば、膀胱内に溜まった尿の量によって、その尿が一定量を超えると、末梢神経を通じて脳へ「尿量がいっぱい」という情報を伝達します。その情報を脳が受け取ると、尿意を感じるしくみになっています。このしくみがストレスによって崩れてしまうと、神経性頻尿と呼ばれる心因性の頻尿を引き起こすことになるのです。

また、過去の経験で突然尿意を感じ、我慢しなければいけなかったような出来事があったりすると、同じような場面で「またトイレに行きたくなったらどうしよう」という不安を抱いてしまい、結果それが新たなストレスとなって頻尿を引き起こしてしまうこともあります。

そのため、特に緊張しがちな人や神経質な人などは、日頃から物事に対して、あまり気負わないような習慣をつけるようにしましょう。「トイレに行きたくなっても我慢しないでいけばいいんだ」と気楽に構えられるようになれば、頻尿は自然と改善していきます。