職場のストレス診断・職業性ストレス簡易調査票 無料診断!厚生労働省が作成したストレスチェック

ストレスと胃痛

ストレスで胃が痛くなる経験をしたことのある人は多いと思います。ストレスが溜まり過ぎて胃潰瘍になってしまった、という話もよく聞きます。では、ストレスはどうして胃痛を引き起こすのでしょうか?

ストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れて、交感神経と副交感神経が正常に働かなくなります。交感神経が優位になると、血圧や心拍数などが上昇し、運動をした後のように発汗したり全身の血行がよくなったりします。しかし、胃液の分泌や胃のぜん動運動が抑えられてしまうため、食べ物がいつまでたっても消化されず胃に残留してしまいます。そうなると、胃に負担をかけ、胃もたれや胃痛などを起こします。

一方で、副交感神経が優位になると、胃酸の分泌が増加します。胃酸によって、胃に入った食べ物を消化するだけでなく、胃壁までもボロボロにしてしまいます。胃が荒れてしまうことによって、胸焼けや胃痛を感じるようになるのです。胸焼け型の胃痛は、放っておくと胃の粘膜が炎症して胃潰瘍などを引き起こしてしまうため、注意が必要です。

ストレスを受けやすく、胃痛に悩まされている人などは、胃薬を飲む機会も多いでしょう。しかし、注意しなければいけないことがあります。

胃痛には胃もたれ型と胸焼け型の二種類があるということです。胃の動きが抑制されて起こる胃痛と、胃酸分泌が増えすぎて起こる胃痛があるのです。胃痛の種類によって、選択する胃薬は変わってくるため、誤った胃薬を飲んでしまうと、効果が全く現れないどころか、症状を悪化させてしまうことにもなります。そのため、できることならきちんと病院を受診するなどして症状にあった胃薬を飲むようにしましょう。また、胃薬に頼るのではなく、日頃からストレスを溜めないように心がけ、胃痛を起こさないように努力することも大切です。